応用情報技術者を二度目の受験で合格していたので,勉強ログを共有したいと思います.
今回の受験前のスペック
前回の受験の後から特に何もしていません.参考書も上記リンクを参照して下さい.
強いていうならばセキュリティに興味があったので結城浩先生の暗号技術入門読んでいました.
この本は暗号の成り立ちからそれがどのように使われるのかについての導入がしっかりなされています.また,暗号のアルゴリズムを自分で追えるようになるので計算量の見積もりも出来るようになります.なんとなく頭が良くなった気が味わえますが,特に応用情報には関係ないような気もします.
要するに,今回の勉強開始前は
『1年前に午前は余裕で通過,午後は3点足りずに落ちた』
状態からでした.
『計6週間』の意味
前回の受験で4週間勉強しています.今年は10月1日から対策を始めたので +2 週間というわけです.
舐めてるような気もしますが,修論のための研究があり中々時間を取る気が起きずにずるずると来てしまったわけです.結果的に受かったので良かったのですがこういうことはするべきではありません.つらい.
後述しますが『6週間』というのも微妙です.
対策
時間がなかったので行った勉強は最低限です.受かったのは正直,運の要素が強かったと思います.
まず,午前問題の対策はiTecの神テキストを3日程度で解き直して終わりにしました.友人にはこれを勧めまくってます.テキスト部分を読めば解ける問題しか載っていないので心が折れずに続けることができます.
午後問題は一般に技術系の方が点数が安定するらしいという噂が流れているので,前回に落ちた直後は
『しっかり対策してデータベースとかネットワークで高得点を取るんだ……』
とか思っていました.しかしその分しっかりと勉強しなければならないのですが,例によってそんな時間はありません.というわけで延々とまた iTec の神テキストをときつづけていm……
殆ど解きませんでした.
いや,必須問題の「セキュリティ」と,個人的に点が取りやすいと思っている「ネットワーク」をやってたら何かもう今年はいいやみたいな……
修論もほとんど研究進んでいないし,非専門の情報やるよりも研究したほうが良いような
みたいな感じがぐるぐる回り,ほとんど何もせずに前日になります.
この頃になると謎の全能感に溢れていました.
試験を受けに行ったのも試験会場が近い(3駅)のにもったいない.とかいう馬鹿みたいな理由です.「1日潰れるわー」とか考えていました.
結果
タイトルに書いてあるからそりゃ受かったわけですが,内訳は以下のようになりました.
よく見てみると文系問題が1問しかありません.
点数も別にギリギリではなく10%も余裕がありました.
これは別に『勉強してないけど,受かっちゃったわー』みたいな自慢をしたいのではなく,前回に必死になって勉強した結果がそのまま出ていて,単に試験の相性が良かっただけだと思います.
ぎりぎり落ちても相性が悪かっただけだと思ってもう一回受ければなんとなく受かることもあるので,勉強する時間がなくても取り敢えず再受験してもいいと思います.
その代わり落ちたら受験料が持ってかれます.