HymmnosフォントをLaTeXで使う

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世界5000兆人のHymmnosクラスタの方々は当然LaTeXでHymmnosを使っていると思います.しかし何故かその方法がWEB上に見つからなかったのでまとめました.

作業環境はMacですがLinux系OSであれば多分再現可能だと思います.

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作業

Hymmnosフォントの取得

まずはヒュムノサーバーからヒュムノスフォントをダウンロードします.作業環境は以下のように仮定します.今回全てのファイルは~/src/hymmnos/に配置するという約束で進めていきます.

mkdir -p ~/src/hymmnos # 作業場所の用意
cd ~/src/hymmnos # 作業環境へ移動
curl -O "http://game.salburg.com/hymmnoserver/hymmnos.ttf" # hymmnosフォントのDL

フォントの形式の変換

フォントの形式がTTFなのでOTFに変換します.オンラインに変換サービスがありますが,Hymmnosフォントのライセンスが不明なのでアップロードは控えるべきでしょう.ここではFontForgeを使います.

まずは,以下のスクリプトを用意します.ttf2otf.shの名前で保存します.

Open($1)
Generate($1:r + ".otf")

そして以下でフォントの形式をTTFからOTFに変換します.

fontforge -script ttf2otf.sh hymmnos.ttf

以上で準備が終わりました.次からLaTeXで使えるようにしていきます.

LaTeXから使えるようにする

以下のようにしてmap,tfm,encを生成します.

otftotfm --no-type1 -e 7t hymmnos.otf -n hymmnos > hymmnos.map

次のような警告文が出てきますが,無視します.

otftotfm: warning: font x-height and height of ‘x’ differ by 9%
otftotfm: (The height of ‘x’ is usually more reliable than the x-height, so I’m
otftotfm: using that. Or try --use-x-height or --no-use-x-height.)
I had to round some heights by 14.5000000 units.
I had to round some depths by 10.0000000 units.
I had to round some heights by 14.5000000 units.
I had to round some depths by 10.0000000 units.

実際に使ってみる

テスト用として次のsample.texを用意します.

\documentclass{jsarticle}
\begin{document}
ヒュムノスフォント 

hymmnos font 1

{\fontfamily{hymmnos}\selectfont hymmnos font 2}

hymmnos font 3
\end{document}

タイプセットします.

platex sample.tex
dvipdfmx -f hymmnos.map sample

これでsample.pdfが出力されているはずなので確認して下さい.以下のようになると思います.

基本的にはこれで,ヒュムノスフォントを使いたい場合の要件は満たせたと思います.流石に,文書全部をヒュムノスフォントを文書全体に適用したい要件はそれほどないと思います.

\usepackageから使えるようにする

文書全体から使うに決まってるだろいい加減にしろ,という強い方々は一定数いると思うので\usepackageでフォントを指定する方法も書いておきます.

hymmnos.styを用意します.内容は次のようにします.

\ProvidesPackage{hymmnos}[2017/09/18]
\renewcommand{\rmdefault}{hymmnos}
\endinput

実際に使ってみましょう.sample2.texを用意して以下の内容で保存します.

\documentclass{jsarticle}
\usepackage{hymmnos}
\begin{document}
アルトネリコはとても面白いゲームです.

artonelicoisaveryinterestinggame.
\end{document}

先程と同様にタイプセットします.

platex sample2.tex
dvipdfmx -f hymmnos.map sample2

これでsample2.pdfができているので確認して下さい.結果は次のようになります.

ヒュムノスフォントはフリーフォントではないので,ここで生成したLaTeX用のファイルやOTF形式に変換したフォントは外に出さないように注意して下さい.PDFも外に出す際にはフォントを埋め込まずにアウトライン化するなど,適切に取り扱うようにしましょう.

最後に

アルシエラも同様に出来ると思います.皆がLaTeXとHymmnosを使う世界が来たら楽しくなるので,普及するとうれしいです.とりあえず皆アルトネリコをプレイしましょう.

参考ページ

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